【ラグビーのレフリー】選手ってレフリーに対してどう思っているの?

レフリー関連の質問が溜まってきましたので、まとめて回答します。
レフリーに関する事は、勝敗に直結する事もあるので色々言いたくなる気持ちはわかります。
しかし、個人的な考えとしては、選手がレフリーを良い・悪いと言うのは好みではないので、フワッと書きます。

質問①

代表やトップリーグをはじめ日本のラグビー界が進歩していて大変嬉しいのですが、レフリー・グラウンド環境・引退後の選手の生活の質と量だと思います。

特にレフリーの質については、試合の内容や結果に直結するので急務だと思います。

今のレフリーの質についてのご意見をいただけますか。

回答

「質についての意見」との事ですが、私のレフリーに対する基本的な考え方としては、試合の中で一貫性をもって吹いてくれればOK。多少の見落としは仕方ない(受け入れるしかない)というスタンスです。

まぁ「それさっきは取ってないじゃん!(さっきは取ったじゃん!)」という事もありますが…。
と言っても、一朝一夕でできるわけではないのでそこは引き続きレフリー委員会の方で対応して頂ければと思います。

プレーをしていれば感情的には「いやいや」と思ってしまう場面もありますが、言い方を気にしないのであればそもそも「レフリーが全てこちらが思うように笛を吹いてくれる」という事を期待していないので、もしOKと思っていても笛を吹かれたら対応していくという事ですね。

 

 

質問②

審判によって同じ行為でも反則を取る人もいれば取らない人もいると思います。

試合のレフリーが決まった時点で、レフリー対策・確認などをチームで行ったりするのでしょうか?

回答

ラグビーなので全く同じシチュエーションで同じ行為があって…という事はないので、単純に比較できるわけではありませんが、「この反則に関しては笛を吹きやすい」というのは人によって傾向があります。

その為、レフリーが誰かわかった時点で、例えば「〇〇さんは、ノットロールアウェイを吹くのが速いからいつも以上に気を付ける」という事で、意識して練習したりはします。

質問③

試合中ヒートアップして小競り合いが発生した後、両キャプテンがレフリーに呼ばれて注意されていましたが、ハドルでキャプテンはどう伝えるのでしょうか?

回答

こんな風に言うと怒られてしまうかもしれませんが、内容によっては別にチームには伝えない場合もあります。

多少ヒートアップした所に関しては各自わかっている部分もあるし、それよりもその時点で確認したい事、次どうするかを話す方を優先する事もあります。

反則の繰り返しで「次のチームペナルティでイエローカード出す」というような場合は、ちゃんと伝えます。

質問④

準決勝のいくつかのシーン(後半17分のPKは相手の反則では?後半6分のシーンが危険に見えたが、故意でなくても危ないプレーと判断されるのか?等)でのジャッジにモヤる場面が複数あって、嫌なムードを作られてしまったかなと思います。

回答

基本的に、レフリーが取らなければ反則ではないです。

危険と思われたシーンも、直接肩より上に入ったとかでもなければ特に問題ないです。
言及されているシーンでは、タックルによってボールを落とした後の行為なのでまぁ仕方ないと言えば仕方ないです。

ジャッジに対してもやっとする事はあっても、それで判定が覆る事はないので流すしかないです。

詳しくは把握していませんがラフプレーに関しては、試合後にチームからチェックを申請するシステムもあります。
勝敗は決した後になってしまいますが、このような対応もできます。

 

質問⑤

選手目線でやりやすいレフリー、やりにくいレフリーはいますか?

回答

試合を通して判定に一貫性がある。
キャプテンとちゃんとコミュニケーションを取ってくれる。

というレフリーが良いですね。

時には、真逆の対応をされる方もいない事もないです…。

まとめ

最初に書いたように、個人的な考えとしては、選手がレフリーを良い・悪いと言うのは好みではないですし、試合の中で一貫性をもって吹いてくれればOK。多少の見落としは仕方ない(受け入れるしかない)というスタンスです。

その為、そんなに試合後に引きずる程レフリーに対して考えた事はありません。

「言わないとレフリーのレベルが上がらない」と考える方もいるかもしれませんが、毎試合後に両チームからのフィードバックもありますし、チームを通じて伝える事はできるので、そこまで大きな問題ではないかと思います。

 

ただ、ファンの方においては個人を攻撃するような内容でないのであれば、まぁ良いのかなと思います。

レフリーの方々には申し訳ないですが、レフリー批判でもしたいくらいチームを応援してくれているという事で、多少の矛先にはなって頂き、批判をしたい方は、熱い気持ちは持ちつつ節度を持ってして頂ければと思います。

 

今回は以上です。

過去の質問シリーズはこちらから読めます。

 

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