ラインアウトのスポットコーチで実施したメニューと所感

2021年7月25日(日)にクボタスピアーズのコーチ陣4名(高野、後藤、鹿田、今野)で東京大学運動会ラグビー部にお招き頂きユニットトレーニングの1セッションをやらせて頂きました。

事前に準備したメニュー

今回オーダー頂いたのが、90分のユニット+予備30分の合計120分という長めの時間でした。

普段スピアーズでは長くても20~30分くらいなので、時間配分を含めてメニューを考えていかないとだなーという事で、事前に映像も頂き「大体こんな感じの課題かな?」と想定してメモを作成していきました。

※実際は私から見た課題とそれに対する解決策を書いていますが空欄にしています。

W-UP等15分 AT55分 DF20分
練習90分+その他30分=120分
◆ATテーマ「      の重要性の理解と実行」
➡︎
➡各パートでのキーポイント
フッカー:
リフター:
ジャンパー:
◆DFテーマ
「       」
➡︎映像を見た限りの問題2つを修正する。1️⃣      。2️⃣       。
➡︎       ?        ?       ?を確認、現状に合った修正点、違うやり方の紹介等
①8:00-05(5分) 挨拶
②8:05-15(10分) ウォーミングアップ
AT
③8:15-25(10分) ABチーム分かれてATDF各5本
④8:25-45(20分) スローワー / リフター&ジャンパー分かれてスキル練習
⑤8:45-9:00(15分) フッカーポッドドリルM、MB、B(最初3人、次4人+フッカー)
⑥9:00-9:10(10分) 4vs3,4vs4
DF
⑦9:10-9:15(5分) 上記の確認、説明
⑧9:15-9:25(10分) 3vs3
⑨9:25-9:30(5分) 使ってるやつ
⑩9:30-10:00 質疑応答等、他リクエストあれば対応

今回のセッションで気を付けた事

春シーズンの映像を見せてもらっていましたが、スポットで行っているという事で、大きく下記2点の問題があります。

1)今までやってきた事、試合をしてのレビューと、どう修正したのか?がわからない。
2)今後、定期的かつ継続的に行ける訳ではないので、あまり多くの情報を言いすぎると今回のキーポイントがぼやける。

なので、上記メニューの②③でいつも通りのウォーミングアップからのラインアウト獲得のAT/DFをやってもらい、実際に自分の目で確認。その後リーダーから春シーズンのレビューと現在の課題の聞き取りを行い、練習を行いました。

今回のセッションで気を付けた事は、下記3点です。

1)完成図のイメージを共有してから練習行う事
2)今後も選手達がお互いにフィードバックし合えるようにチェックポイントを明確にし、練習中にしつこく言う事
3)現状のやり方の中での修正アイデアと、目的が同じならこっちのやり方もあるよねという違う提案を行う事

東大チームの良かったところ

初めていったので深い所はわかりませんが、面白い発見があるかな?と期待していきました。
その中ですごく良いなと印象に残った部分は下記3点です。
1️⃣練習の前後にミニグループになって今日自分が意識して取り組む事、レビューを話し合っていた事。
2️⃣質疑応答の時間をとっていましたが、どんどん色んな質問が出てきた事。
3⃣大学からラグビーを始める選手もいるが、上級生がしっかりと面倒を見ている感じが伝わってきた事。
全体的にチームの雰囲気がとても良かったです。

引き続き頑張って頂きたいですね。

まとめ

今回はとてもいい経験をさせて頂きました。
チーム練習が本格化していく中で、他の場所で指導の経験を積める事は大変ありがたいです。

選手達には良い刺激になってくれていると良いなと思いますが、セットプレーは日々の積み重ねが重要です。

新しい事をやるとミスが増えるので「前の方が良くない?」となってしまう事もありますが、今回紹介したものは今より成長する為にはできると全然違うよね!という事なので、根気強く練習して行ってくれるといいなーと思っています。

また、機会があれば行きたいですね。

 

以上
ありがとうございました

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