第1回は、胸のロゴマーク「KSAS」って何?という記事を書きましたが、第2回の今回は右肩のロゴマークついて書いていきます。
左肩にはトップリーグのロゴが入っており、見慣れた皆様は特に気にもしていないと思いますが、実は右肩にはクボタの企業理念に基づいた「クボタグローバルループ」というロゴが入っています。
知っていましたか?知っていた方はかなりマニアックなオレンジアーミーです(笑)
今回は、クボタの公式サイトを引用しながら、下記2点を紹介します。
1.グローバルループは何を表しているか?
2.それぞれの項目に関連する事業領域
1.「クボタグローバルループ」は何を表しているか?
人類の生存に欠かすことのできない食料・水・環境。
クボタグループは、優れた製品・技術・サービスを通じ、
豊かで安定的な食料の生産、安心な水の供給と再生、
快適な生活環境の創造に貢献し、地球と人の未来を支え続けます。
(クボタ公式サイトより)
こちらは、1890年の創業以来、食料・水・環境に関わる地球規模の課題解決に取り組む、クボタグループのミッションとなります。
「クボタグローバルループ」は、このミッションを果たす為に取り組んでいる事業が、個別のテーマではなく密接に関係したものであるという事を表しています。
(こちらもクボタ公式サイトより引用)
2.それぞれの項目に関連する事業領域
上記の通り、クボタは生活に欠かせない食料・水・環境の領域において、様々な製品・技術・サービスによるソリューションを提供しています。
① 食料:人々の食を支える農業関連事業
② 水 :安全な水を届け再生する水環境関連事業
③ 環境:快適な生活や産業を支える環境関連事業
① 食料
世界の食を支え、人と食の豊かな未来を担う
クボタは、稲作と畑作の両方を手がける世界有数の農業機械メーカーです。
~中略~
クボタは農業機械の開発・製造だけでなく、農作物の生産から加工、消費などに至る各段階をトータルでサポートする農業ソリューションを提供しています。
食料不足や農業就業人口の減少など、世界的な農業の課題に対してクボタではIoTと農業の融合、日本米の輸出、農産物の付加価値を見える化する品質測定技術、米の輸出や玄米を使用したパン・パスタの展開など、次世代の農業の在り方を見据えた取り組みを展開中です。
クボタは常に新しい技術を取り入れ、農業機械メーカーという枠組みを超えた農業のトータルソリューションカンパニーとして、時代のニーズに合わせた農業の姿を創造していきます。
(クボタ公式サイトより)
という訳で、農業機械(トラクタ、コンバイン、田植機等)を中心にIoTを利用したスマート農業等、農業分野の中だけでも幅広く事業を展開しています。
私の所属部門もこちらの農業機械部門となります。
【クボタ情報】
実はクボタは農機メーカーとして世界3位の売上高なのです。本記事ではスピアーズの胸に書いてある「KSAS」だけでなく、他のICTを活用した取組等も紹介しています。#ラグビー#トップリーグ#クボタスピアーズ#kubotaman#クボタ#スマート農業#KSAS
https://t.co/7uiPNimtf1— 今野 達朗 KONNO TATSURO / ラグビー選手 (@KonnoTatsuro) March 7, 2021
② 水
安全な水を世界の一人ひとりに届けるために
クボタの水関連事業は水道用鉄管の製造から始まりました。それから130年以上にわたって磨き続けてきたクボタの技術は水環境ソリューションとして、水循環のあらゆる場面で活躍し、日本の水インフラの維持に貢献。単に製品を供給するだけでなく、水インフラの設計・調達・施工・メンテナンスまで一貫して提供しています。
~中略~
私たちは上水から中水、下水まで幅広い分野で事業展開している世界トップクラスの水関連総合メーカーです。創業から積み重ねた技術と水と環境の改善に挑戦し続け、人々の生活の向上に貢献していきます。
(クボタ公式サイトより)
ラグビーワールドカップの際のCMで取り上げていた内容はこちらの事業領域です。
スピアーズの本拠地があるクボタ京葉工場では、鋳鉄管の製造を行ってます。
また、次回の記事で触れる予定ですがKSIS(Kubota Smart Infrastructure System)という、IoTを活用してさまざまな水環境プラント・機器を遠隔監視し、稼働状況をリアルタイムで見える化、さらに蓄積された監視データを解析して不具合を事前予測し、施設の修繕や更新を迅速に効率よく計画するシステムの提供も行っています。
③ 環境
社会と産業の基盤を支え、人々の豊かな暮らしに貢献する
創業から社会と産業に貢献してきたクボタは社会課題解決のために、多種多様な製品を世に送り出してきました。
歴史的な景観を保持しつつ、発展し続ける都市の整備に貢献する建設機械、美しい景観を保つための芝刈り機・UV(ユーティリティビークル)、環境へ配慮しながらさまざまな動力として産業を支えるエンジン、ものづくりの現場を支える精密機器や素形材、鋼管、そして快適な空気を創出・循環させる空調。これらは豊かで快適な生活を実現するのに欠かせないものです。
今後は今ある課題に加え、まだ見ぬ社会課題も見据えて、これらの製品と技術を活かし、より豊かで安心して暮らせる社会の実現をめざします。
(クボタ公式サイトより)
環境ソリューションの領域では、「建機や芝刈り機、空調システムなど安心して暮らせる生活環境の構築に貢献する社会基盤を支える製品とサービス」および「産業用エンジンから、高精度の計測を可能にする計量機器やセンサ、産業用製品の部品・部材である素形材まで、これらを世界のものづくりの現場に提供すること」で、産業基盤の発展に貢献しています。
ほとんどが日常生活では目にする機会がないものですが、小型建機はよく道路工事で使用されているので探してみて下さい。
まとめ
以上のようにクボタは、食料・水・環境を一体のものとして捉え、その課題解決に貢献しようとしています。
ラグビーでも、アタックだけディフェンスだけキックだけにならず、FW&BK一体となって様々なプレーからトライを取って勝利をつかんでいきたいですね。
「クボタグローバルループ」のロゴマークは、右肩にある事で試合中のほとんどのシーンで捲れていて、あまりはっきりとは見る事ができませんが、チラッと見えた際はこの記事を思い出して頂けると嬉しいです。
以上
ありがとうございました
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この理念が好きでクボタという会社のファンになったようなものです。その一貫としてラグビー部のファンにも…。実家は福島県会津で専業農家です。規模の拡大政策で稲作が大規模化しています。その為、機械化していかないと稲作農業は出来ない状況になっています。
こんな話をしてすみません😣💦⤵️こんなファンもいることをちょっピシ知って頂きたく…、🙇🙇🙏🙏🤗🤗