ラグビーのトライの40%以上がラインアウトを起点に生まれます。
ただ「あ、タッチでた」「跳んでるなー」ではなく色々な要素があるんだよというのを紹介していき、観戦する時の楽しみの一つになれば良いなと思います。
ラインアウトで重要な要素は何?と聞かれると多くの方は、まず「高さ」が頭に浮かぶ方が多いと思います。
以前、高さシリーズで下記3記事を書きましたが、今回は「2022年ラグビーリーグワンの第5節時点での、ラインアウトの成功率と出場選手の身長に相関関係があるのか?」データをまとめてみました。
【過去の高さシリーズ】
◆身長編
◆リフト編
身長だけが重要ではないというのはもちろんですし、精密な身体測定をしているだけなので、公表されている選手の身長の数値が正確でない事もわかっていますが、単純な興味としてどんな感じなのかな?という記事になります。
1. 現時点でのラインアウト成功率ランキング
現在は、我がクボタスピアーズが首位を走っています。
こうやってみると結構差がついているように見えますが、試合数に差がある事で本数が違うので、実際に成功の本数で見ると数本という場合もあります。
2.出場選手の平均身長
さて、続いては出場選手の平均身長のランキングとなります。
まずは、FWの試合登録選手の平均です。
とりあえずまだスピアーズは1位。
先発8人+リザーブで見ると、1〜12位で7センチ差は結構大きいですね。
ジャンパーが大きければ良いのかな?という事でフロントローを除いてみてみましょう。
んー・・・とりあえずスピアーズは1位ですね。
1〜12位の差は5.7センチに縮まりました。
3.相関関係はありそうか?
成功率上位4チームと下位4チームを色付けしてみました。
「身長だけじゃない!」と普段から言っていますが、こうして見てみると今のところはある程度相関関係があるように見えます。
ただ、毎週様々な準備をして行きますし、各チームの試合数が増えてきてお互いのデータが溜まってくると、また違った結果になっていくと思います。
そして改めてスピアーズのFWはでかいなーというのを実感しますね。
まとめ
ラインアウトは、1試合あたり両チーム合わせて20〜30本行われます。
最初に書いた通りトライの40%以上がラインアウトから生まれることを考えると、知れば知るほど楽しめるのかなと思います。
現在はスピアーズが最も安定していると言えますが、例えばスピアーズの相手チームがそのでかいFWに対してどうやって獲得していくのか?とか、先週の対戦相手はこんな事してたけど、今週のチームはどんな事をしてくるのかな?と予想してみるのも楽しいかもしれません。
では、今回は以上です。
ありがとうございました。
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