リーグワンの開幕から2ヶ月が経ち、海外では6Nationsやスーパーラグビーも開幕し、コロナ禍とはいえテレビでは毎週末ラグビーの試合がたくさんみられて楽しいですね。
リーグワンをたくさん観ている方でも海外の試合はあまり観たことがないという方もいるかもしれないので、今回は”ラインアウトの視点”で、2節まで終わった今年の6NATIONSの紹介をしていきます。
これを読んで「そこにも注目してみよう」と思ってくれる方が増えると嬉しいですね。
6 NATIONS とは?
ものすごく有名な大会ですが、一応最初に触れておきましょう。
TV放送をしているWOWOWの公式サイトでは下記のように記載してあります。
1883年に産声を上げて以来130年以上の伝統を誇る最古のラグビー大会「ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」はラグビーの世界最高峰の大会である。ラグビー国際大会の中で最も古い歴史を持ち、イングランド、フランス、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イタリアの強豪6カ国で欧州最強の座が争われる。
現在の世界ランキングでは下図の通りで、”世界最高峰の大会”というのも納得できると思います。
6 NATIONS 現在の順位
現在の順位は下記の通りです。
Round3では2連勝で首位に立つフランスに対し、ホームのスコットランドが迎え撃ちます。
ラインアウトの強さ
さて、ここからが本題です。
今回は「ラインアウトが強いのはどこか?」という視点で書きますが、「強さ」の定義をどこに置くのかという事をまずは明確にしていきます。
パッと見でのわかりやすさ、「このチームはこんな感じなのか」というイメージを持ってもらい、試合を見る上での楽しみの一つとしてもらえればいいので、わかりやすい下記の数字を使用して「強さ」を書いていきます。
1. ラインアウトの獲得率
2.トライの起点となった頻度=起点率
各ランキングにおいて上位から6pt,5pt…と計測し、合計点が高いチームを今回の「ラインアウトが強いチーム」とします。
※言葉の定義※
獲得率=マイボールラインアウトのボール確保率(クリーンキャッチじゃなくてもOK)。
トライの起点=トライを取ったプレーがどこから始まったか?例えばラインアウトモールが崩れて、そこから近場でゴリゴリ5フェイズ攻撃をして取ったとしたら、起点はラインアウトとなる。
ラインアウト成功率
ラインアウトの成功率ランキングは下記の通りです。
スコットランドがミスなく全てのボールを獲得しています。
このレベルで2試合やって100%は中々すごいですね。
獲得率に差が出ていますが、そもそもの回数が最も多いイタリアの36回とウェールズの24回と12回も差が出ているのは面白いですね。
トライの起点となった回数&率
トライの起点となった回数とその起点率です。
そもそもお互いにDFが堅いのでトライの数が少ない傾向がありますが、その中でアイルランドが突出してラインアウト起点のトライが多いですね。
と言ってもラインアウトからすぐに(2フェーズ以内)とったトライは2つではありますが・・・
ラインアウトモールからトライというのは全チーム合わせてもほとんど見ることができないですね。
まとめ
上記2つのランキングをまとめた結果、図表の通りアイルランドが1位となりました。
順位的には1位のフランスが4位と言うことで、様々な起点からトライを取ってるのかな?と言うことも予想できますね。
あまり馴染みがない方は、このようなデータを見て好みそうなチームを探すのもいいかもしれません。
残り3節でどうなっていくのか楽しみですね!
以上
ありがとうございました。
6 NATIONS どうやって見るの?
WOWOWに加入すると見ることができます。
今はスーパーラグビーも開幕したので、たくさん海外のラグビーを見たい人は加入がおすすめです。
下記から公式サイトへ行けるので、是非どうぞ!
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